アメリカングラフィティの世界

2012-01-20 14:30:00

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<「初めてのスローダンス」の続きです。>

ベンの車に乗り込む前に、
ルームメイトの遊子と小声で打ち合わせ。

「住んでいる場所を知られると困るから、
別の通りで降ろしてもらおう」

韓国人のホウゲンも、遊子から離れたがらず、
一緒についてくることになった。

ベンが助手席のドアを開けてくれた。

あれっ!?

車に乗り込むと、どこからか
変な音が聞こえて来る。

機械がうなるような音。

不思議に思っていたら、

きゃ?ドキドキ

なんと、ボタンひとつで
オープンカーに変身ビックリマーク

この時点で、すでに心はふわふわ、
夢見心地。

通りを走っていると、別の車から

「ハイ!」

と手を振られる。

「ハイ!」

こちらも手を振り返した。

まるでアメリカングラフィティの世界!

すぐに目的地についてしまったがおしくらい、
いい気分だった。

降ろしてもらったのは、
本当のアパートがある一本先の通り。べーっだ!

車のエンジンを止めると、
ベンがすぐに運転席から立ち上がった。

そうそう、ここはアメリカ音譜

わたしはそのまま、彼がドアを
開けてくれるのを待った。

ベンは最初、遊子に向かって挨拶。

「今日はとても楽しかったです」

彼は手を差し出し、ふたりは握手した。

次はわたしの番。

当然、同じように挨拶するのだと思い、
手を出した。

なのに。

  !?

手の甲と頬にキスされてしまったあせる

「電話下さい」

最後にそう言われて、別れた。



そのあとしばらくの間は、
部屋に入っても興奮冷めやらず。

しっかり冒険してしまった
遊子とわたし。

狼に食べられなくてよかったぁ。

でもベンのことはどうしよう。ガーン



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